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    向精神薬ガイドブック

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      向精神薬を分かりやすく解説したガイドブックを2冊紹介しておく。
      どちらも2011年発刊と情報が新しい点、患者側から見て解説が読みやすい点、手頃な値段で購入できる点など。
      どちらか一冊であれば「こころの治療薬ハンドブック」の方がお勧め。



      nitoro * 書籍 * 21:05 * comments(0) * trackbacks(0) * - ログピに投稿する

      レキソタン(ブロマゼパム)

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        1977年に日本で認可された、ベンゾジアゼピン系(BZP系)系抗不安剤。
        国内では、デパスと人気を二分する抗不安剤でもある。
        効き目はかなり強力ながら、眠気をあまり感じないのが一番の特徴でもありメリットでもある。
        なので、サラリーマン(就職している人)向けの抗不安剤と言って良いだろう。
        服用した実感としては、覚醒しつつも頭がぼやけるといった感じだろうか。
        即効性には優れないものの、作用の強さは中々なもの。
        デパスは夜向け、レキソタンは日中向けといった感じが似合うと個人的には思う。
        ちなみに、抗不安作用の強さは、レキソタン>デパスで間違いないと思われる。
        デパスのような妙な心地良さ(ダウナー感)はないものの、眠気がない分覚醒していくような感覚なので、デパス同様に個人的にとても気に入っている抗不安剤である。
        ちなみに血中濃度は約1時間後で最高値に達し、血中濃度半減期は約11〜28時間。
        nitoro * 抗不安剤 * 18:52 * - * - * - ログピに投稿する

        ソラナックス・コンスタン(アルプラゾラム)

        0
          これまた1984年に日本で認可された、ベンゾジアゼピン系(BZP系)系抗不安剤。
          抗不安剤としては標準的な効き方で作用もそんなに強くない事から、とりあえずという形でファーストチョイスとして処方される事が多い薬である。
          この薬は短期型抗不安剤で、割と即効性もあり、デパス同様微小ながら抗鬱作用も認められている。
          しかし、やはり効き目が弱い感は拭えないので、ジャンキーの間での人気はいまひとつである。
          個人的にもそんなに好きな薬とは言えない…。
          眠気は他の抗不安剤同様、多少は感じる。
          社会人の方で、物凄く不安だけど抗不安剤の眠気に困っているという方には是非レキソタンを試していただきたい。
          また後日書くが、レキソタンには眠気をほとんど感じた事がない。
          なのにしっかり効く。
          ちなみに血中濃度は約2時間後で最高値に達し、血中濃度半減期は約14時間。
          nitoro * 抗不安剤 * 09:23 * - * - * - ログピに投稿する

          デパス(エチゾラム)

          0
            1984年に認可されたチエノジアゼピン系抗不安剤。
            効能は色々とある為、色んな科で処方される事が多い国民薬である。
            まずは、抗不安作用。
            抗不安作用はそこそこ強い。
            不安が強い人は、服用してから30分も経たない内に効果を感じるだろう。
            レキソタンやワイパックスのようにある種のダウナー感は薄いが、妙に多幸感を感じる事が多い為、ジャンキーの間では人気の薬である。
            良い意味で"クセ"になる薬でもある。
            そしてもう一つの作用として、睡眠作用が挙げられる。
            これは抗不安剤の中ではかなり強い。(抗不安剤最強のセパゾンはまるで睡眠薬のようだったが。)
            抗不安作用と睡眠作用なら、睡眠作用の方がやや強い。
            まだあるその他の作用としては、抗鬱作用や筋弛緩作用などが挙げられる。
            抗鬱作用は、デパスの他に、ソラナックスやセディール(セロトニン神経に働く特殊な抗不安剤)にも認められているが、気休め程度だと思えば良いと思われる。
            しかし、若干ながら抗鬱作用もある事は確かだ。
            筋弛緩作用は肩こりや頭痛に良く効く事で知られている。
            私自身、頭痛で悩まされている訳だが、デパスである程度和らぐ事ができる。
            要するに、デパスは万能薬なのである。
            ちなみに血中濃度は約3時間後で最高値に達し、血中濃度半減期は約6時間。
            即効性という意味ではソラナックスの方が良いが、妙な多幸感、そしてこの心地良さは他の抗不安剤では味わえないと思う。
            nitoro * 抗不安剤 * 03:16 * - * - * - ログピに投稿する

            セディール(クエン酸タンドスピロン)

            0
              国内初のアザピローネ系抗不安剤。
              セロトニン系の神経に作用するのが特徴で、抗不安作用と抗鬱作用共々持っている。
              しかし、セディールは非常に効果を実感しにくい。
              極めて弱い薬なので、プラセボ効果ではないかと感じる人も少なくないだろう。
              しかし、2〜3週間服用すると、抗不安作用が若干感じられる。
              セディールはSSRI(ルボックス・デプロメールなど)の補強として使われる場合が多い。
              私自身、ルボックスとセディールを服用するようになってから、SAD(社会不安障害)や対人恐怖・視線恐怖に対して効果を実感できるようになった。
              言うならば縁の下の力持ちと言った感じだろうか。
              抗鬱作用も若干ながら持っている。
              それはセロトニンに働きかけるからだろう。
              セディールとルボックス・デプロメールは非常によく似ている。
              セディールは抗不安作用寄り、ルボックス・デプロメールは抗鬱作用寄りといった具合だろうか。
              両者とも非常にフラットだ。
              副作用は、ルボックス・デプロメールの場合、下痢気味になるという副作用があったが、セディールの場合は逆に便秘がちになる。
              ちなみに血中濃度は約0.8〜1.4時間後で最高値に達し、血中濃度半減期は約1.2〜1.4時間。
              nitoro * 抗不安剤 * 03:34 * - * - * - ログピに投稿する

              サイレース・ロヒプノール(フルニトラゼパム)

              0
                ベンゾジアゼピン系(BZP系)睡眠薬でかなり作用の強い睡眠導入剤。
                ベンゾジアゼピン系(BZP系)ではおそらく最強だと言われている。
                最高血中濃度約0.5〜1時間、血中濃度半減期約7時間と睡眠薬としてはまさに理想の形だと言える。
                つまり、寝つき(入眠)を良くし、朝起きる時には大分抜けているといった具合だ。
                入眠作用もかなり強く、朝起きる頃には抜けているので個人的にも愛用している。
                最もポピュラーなのが、このサイレース・ロヒプノールとハルシオンのダブル処方だ。
                これが睡眠薬の理想的な形だと言える。
                しかし、健忘はハルシオンより作用が強い為か、よく健忘を起こす可能性がある。

                ちなみに、皆さんもご存知の通り、睡眠薬単体では死ねない。
                一昔前なら、眠るように死ぬという事もあったが、最近の睡眠薬は安全だ。
                もはや常識かもしれないが、致死量を此処に明記しておく。
                ハルシオン0.25mgが150万錠。
                サイレース・ロヒプノール2mgが3万錠。
                とても一度に飲めるような量じゃない。
                もし、自殺をするなら首吊りが最も安楽で、確実な方法だろう。
                nitoro * 睡眠薬 * 05:33 * - * - * - ログピに投稿する

                ハルシオン(トリアゾラム)

                0
                  ベンゾジアゼピン系(BZP系)睡眠薬で入眠障害によく使われる睡眠導入剤。
                  要するに寝つきをよくする薬だ。
                  一方でマスメディア等の報道で乱用や犯罪に多様される事などから、一部で悪名名高い薬にもなってしまっているが、そんな大して強い薬でもない。
                  最高血中濃度約1.2時間、血中濃度半減期約2.9時間とかなり短いので、飲んだらすぐに効いてくるだろう。
                  逆を言うと、すぐに布団に入らないと寝るタイミングを逃す事にも成りかねないので注意が必要だ。
                  睡眠薬で副作用というのは特にないが、多く飲むとラリったり、健忘(記憶が飛ぶ)を起こしやすいので注意が必要かもしれない。
                  nitoro * 睡眠薬 * 05:20 * - * - * - ログピに投稿する

                  アモキサン(アモキサピン)

                  0
                    第二世代の三環系抗鬱薬で、抗コリン作用(眠気・口の渇きなど)による副作用が軽減されているのが特徴。
                    効能は主に鬱病や抑鬱状態。
                    この薬は他の三環系抗鬱剤と比べると少し作用が異質だ。
                    まず、効果の発現は1〜2日辺りでピークに達し、その後は徐々に安定してくる。
                    そして、抗鬱作用は比較的強い薬なので、微々たる覚醒感があり眠りにくくなる事もある。
                    抗不安作用はほぼないに等しく、寧ろイライラ感やアカシジアを訴える人もいる。
                    要するにパニック系や強迫系の不安には全く効果がないという事だ。
                    次に副作用だが、最も顕著に表れるのは便秘だろう。
                    抗コリン作用が軽減されてるだけあって、眠気や口の渇きなどは比較的軽いが、太っている人にとっては最も気になる副作用がある。
                    アモキサンはドーパミンD2受容体を遮断する作用を持っていて、プロラクチンという女性ホルモンの分泌を促す。
                    この女性ホルモンの影響で、食欲が増加したり、男性・女性関係なく胸(おっぱい)が膨らむようになってくる。
                    どちらもあまり気持ちの良い副作用でない事は確かだ。
                    そしてアモキサンと同じくドーパミンD2受容体を遮断する作用を持っているのが、かの有名なドグマチールだ。
                    ドグマチールは胃薬兼抗鬱剤(カテゴリー的には精神賦活剤)として幅広い使い方をされますが、アモキサンとこのドグマチール。
                    この2つの薬は非常によく似ていると個人的には服用中に実感した。
                    作用の強弱はあれ、効果発現が比較的早い事、実感としての効能、女性ホルモン系の副作用を併せ持つ事(両者とも服用すると直ぐにお腹が空いてくる)などがよく似ている。
                    その他の副作用として、アモキサンを服用するようになってから、確実に体臭が気になるようになったし、ガスもよく出るようになった。
                    しかし、抗鬱剤の中ではアッパー系最強とも名高く人気も上々で、個人的にも愛用しているお薬の一つです。
                    ちなみに血中濃度は約1〜1.5時間で最高値に達し、血中濃度半減期は約8時間。
                    nitoro * 抗鬱剤 * 14:13 * - * - * - ログピに投稿する

                    ルボックス・デプロメール(マレイン酸フルボキサミン)

                    0
                      国内初の選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)。
                      パキシル同様、セロトニン系の神経にだけに選択的に働くのが特徴で、従来の抗鬱剤に比べて副作用が軽減されている。
                      効能としては強迫性障害や鬱病などに使われる。
                      飲んだ実感としては、パキシルに比べると抗鬱作用、抗不安作用共々やや弱めである事は否めない。
                      パキシルに比べると、割とフラットである。
                      しかし、強迫性障害には第一選択として選ばれる事が多い。
                      パキシル=パニック障害、ルボックス・デプロメール=強迫性障害といった感じで使われる。
                      副作用としてよく例に挙がるのが吐き気、胸焼けなどの消化器系の副作用である。
                      これは初期に顕著に現れ、服用するにしたがって徐々に解消するとされるが、気になる人はガスモチンやナウゼリンなどの吐き気止めの薬を一緒に処方してもらうと良い。
                      またルボックスにはこのような消化器系の副作用が出る為、逆を言うと太る可能性が極めて低いのである。
                      私自身も食欲が減少した。
                      薬で太ったと感じる人はルボックスを試してみる価値があるかもしれない。
                      その他の副作用として、下痢気味になる、体に発疹が現れるなどの副作用も個人的にはあった。
                      特に皮膚系の疾患には随分と悩まされている。
                      皮膚が爛れたようになるのである。
                      勿論、個人差はあると思うが。
                      副作用の強さは圧倒的にパキシルの方が弱い。
                      ルボックス・デプロメールは副作用がパキシルに比べてやや強い。
                      血中濃度は約4〜5時間で最高値に達し、血中濃度半減期は約14時間。

                      ちなみに余談だが、国内で認可され販売されてるSSRI三種類の比較がこのHPに載っている。
                      あくまでも参考程度に。
                      nitoro * 抗鬱剤 * 13:37 * - * - * - ログピに投稿する

                      パキシル(塩酸パロキセチン)

                      0
                        国内で2番目に認可された選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)。
                        セロトニン系の神経にだけ選択的に働くのが特徴で、従来の抗うつ薬に多い口の乾   きや便秘などの副作用が軽減されている。
                        効能は主にパニック障害や強迫性障害、または鬱病などにも使われる。
                        飲んだ実感としては、マイルドの一言に尽きる。
                        SSRIの中では意外と即効性もあり、効き始めると心が安定してマッタリできる。
                        抗不安剤のデパス的存在だろう。
                        不安でイライラしている人には最適の薬かもしれない。
                        ちなみに、抗鬱剤の中では最強のダウナー系ドラッグだと言われている。
                        副作用をあえて挙げれば、眠気と性機能の低下ぐらいだろうか。
                        あと、夏場は汗をかきやすくなる事が多い。
                        非常にマイルドな薬で副作用もほとんどない。
                        一方でパキシルは量を多くすればするほど、体が重く感じるようにもなる。
                        私にはこれが自殺衝動と関係しているようにも思える。
                        また近年、断薬の症状も問題になってきているが、個人的には大した事はなかった。
                        まぁ何にせよ、医者が処方したがる抗鬱剤No.1に間違いはない。
                        これも一途にグラクソ・スミスクライン社の宣伝の賜物だろう。
                        個人的には好きな薬だが、20mgくらいが丁度良い量だと思われる。
                        多すぎると返って体が重く感じる。
                        鬱が激しい人には、パキシルにもう一剤加えればいい。
                        最後に同じSSRI、ルボックスとの比較だが、ルボックスは食欲不振の作用がかなりの割合で目立つ。
                        一方パキシルは変化なし、あるいはちょい増くらいだろうか。
                        性機能の低下もルボックスに比べるとパキシルの方がやや強い。
                        ちなみに血中濃度は約5時間後に最高値に達し、血中濃度半減期は約15時間。
                        nitoro * 抗鬱剤 * 15:34 * - * - * - ログピに投稿する
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